いにしえの作業小屋~滅失登記体験~
半年ぶりです、事務員Kです。
いつの間にか一年の半分が終わっておりました。
確定申告が終わって少し落ち着いた頃に
いつかやらねばと思っていた実家の片付けを何度かしに行ったりしてまして。
両親も高齢だし、色々と実家のことを調べていたところ
え、ずっと前に解体したはずの作業小屋の税金払っておる…
ちょっと待って。え、これ庭の片隅にあった作業小屋&倉庫でいいんだよね?
小さかったし古いから評価額は大した金額ではないけれど。
いや、そういう話じゃないんだよ。
登記簿謄本を確認してみたら、しっかり載っていた…もちろん滅失されてない…
そりゃそうだ。固定資産税は登記簿謄本をもとに作られているって話だし?
親に確認しても「え~そんなのもうずっと前に壊してるよ~」
てな具合で固定資産税を納付してることも分かっておらず。
(そもそも登記していたことも分かってない可能性)
というわけで、作業倉庫の滅失登記に向けて各方面に電話で質問してみると。
「解体した証明書」なるものが必要らしく。
そして我が家にそんなものはなく(知り合いの工務店にリフォームやってもらったとき、ついでに壊してもらった模様)。
えーどうすれば滅失できるかなーーーー…
登記をしたと思われる司法書士さんは高齢で引退してて、そこに依頼するのは無理…
なのだが、当時部下だった人が事務所を継いでいて、すがる思いでそこに電話してみると。
役所にある「資産税課」という固定資産税の担当部署に
「建物の滅失の現況確認をお願いしたいのです」と電話するといいかも~って教えてくれて!!!
ありがとう!ありがとう!と感謝しつつ、早速、資産税課の方にお願いしました。
場所にもよると思いますが、1か月前後お待ちくださいとのこと。
二週間後、職員さんが目視で確認しに出向いてくれまして。
実際に建物がなかったので「資産証明書」に「現況滅失確認」と記載された証明書を発行してもらいました。
(申請から約1か月。そしてこれは翌年分の固定資産税から反映されるらしい)
証明書が手に入ったのでやっと法務局での滅失登記をお願いに行けるのです。
(近々申請に行く予定)
固定資産税の明細、細かいしよく分からないことが書いてありますが。
一度ゆっくり見てみるのもいいなぁと思いました。